40代でもボケてしまう若年性認知症

毎日やっている作業なのに「これどうするんだっけ?」と聞いてきたり…


私は現在50歳になる女性です。20年ちかく工場でパートで働いています。

私の職場では女性が沢山働いています。

その中で私より少し年上の女性がいたのですが(Mさんとします。)、認知症になってしまいました。

当時彼女は40代でしたから若年性認知症ですね。

特に変わったところのある人ではなくて以前から普通にお喋りもするし、仕事もきちんとこなす人でした。

ところがある時からMさんがボケているのではないか、という噂が立ち始めました。

あまりにいろんな人からそのことを聞くので、私も仕事が一緒の時に注意して観察していました。

まず以前と変わったのは喋らなくなった、という事です。

普通モクモクと仕事をするのは余程忙しい時だけですが、彼女の場合は喋っても構わないくらいの状態なのに喋らないのです。

言葉を忘れてしまったんだろうかと思いました。

仕事はそこそこ出来ているようでしたが、やはり普通は間違わないようなところで間違えたり、毎日やっている作業なのに「これどうするんだっけ?」と聞いてきたり…。

正直戸惑ってしまいました。

Mさんはどちらかというと人柄も良く仕事も出来るほうだっただけに、あまり怒ったりするのも可哀想だしなるべく優しく教えてあげるようにはしましたが、これ以上症状が進めば仕事になるのかと心配でした。

まったくといっていいほど喋らなくなってしまったMさんは職場で孤立していきました。

Mさんと一緒になると自分の仕事が増えるので、可哀想ですがやはり冷たい扱いを受けていましたね。

以前から仲の良かった人が休憩の時は付き添ったりして面倒を見ていた覚えがあります。

私達の噂は「早くご家族に教えたほうがいい」とか、「いや、家族は知っているんじゃないか」という点に集中していきました。

直接課長に進言した人もいたらしいです。

課長は「言いにくいから、なんとか面倒みてやって」と言ったらしいですけど。

ある時Mさんが頭から血を流して出勤してきたことがあります。

彼女は自転車通勤で、聞いてみると「転んだ」と答えたらしいです。普通、そんな状態なら会社に来ませんよね?

でもMさんはやってきてしまったのです。

さすがの課長もMさんの家庭に連絡せざるを得なくなったようで、彼女はその日は帰されたと思います。

そして、しばらく休んだ後に旦那さんに付き添われて会社を訪れ、そのまま退職されました。

私はその当時のMさんの年齢を超えたのですが、それ以前はごく普通で子育てに家事に仕事もこなしていた彼女でさえかかる認知症は本当に怖いと思っています。

はやく特効薬が出来ると良いのにと思います。


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